ART・製作・展覧会
長い長い1ヶ月間だった9月も終わろうとしている。 大きな山が目の前に立ち現れて、もうダメかも……!と思ったこともあったけど、周りの人の励ましや助けを借りながらその山を登っていたような気がています。 友達がいるということは とっても有り難いこと…。 …
8月中ばから、現れた現実の中で、自分が出来ることを、ただ目の前で起こることに向き合ってきた。 生きてるって、味わい尽くすしかないってことに改めた気がつき、それらを飲み干すように味わう。 絵を描けなくなるかも…という淵にまで、想像力は及び、ちょ…
芸術家の感覚は、二歩も三歩も時代の先を歩いている。 感覚が鋭敏な分だけ、感じる次元も高次からのものを自然と受け取る。それは、時として生きづらさにも繋がる足枷も付いて回る。 それでも、志しを高く持ち、巫女のように現世に神事を降ろす霊媒となる時…
蔵王、松島、昇り龍、源氏・・・さっ、これはなんの名前でしょう? 判った人は、日本酒好きとみた!これらは、私の好きな日本酒の名です。 個人的に日本酒は、注意深く呑まなければ大変な目に合ってしまうお酒でもある。お水と共にゆっくり頂くのがいい。け…
ときめく、 ときめかない、 ときめく・・・以前、ベストセラーになった断捨離の本を書いた作家さんが必要なものとそうでないものを仕分ける時に使っていたという魔法の呪文らしい。私はテレビ越しでその魔法の使い方を見ていた数年前に・・・。 4月の2週間…
私も昔は一眼レフカメラで写真を撮っていた。36枚撮りのフィルムに、気持ちが動いた瞬間を写真におさめていた。あともうちょっとと思うところで、じっぃぃ〜〜とフィルムが巻き戻り、ため息をついた事が何度となくあった。 今は、フィルムカメラの時代とは違…
今日もちょっと手が汚れている。 そんな手も洗わずにパソコンのキーボードを叩く。 マニキュアでデコレーションされた指先が流行っているけれど、私は、そういうものとは無縁のまま…。 トランクを運んで、できた手のひらのまめもまだ、消えない…。ゴツゴツし…
ひかり という言葉をよく耳にする。 光の中を生きる もっと光を・・・人は、生きるための希望のような光を求めて生きているのかもしれない。 しかし、今は、闇も大事な要素なのではないかと思えてならない。 闇や陰については、いつも書いているひとつのテー…
半月に渡る旅が終わりました…。 作品も入った25kgのスーツケースを引きずって、腰が抜けそうなほど歩き回りました。 成田に着いた日。 その日はちょうど平壌オリンピックの選手団が帰国したようで、出迎えのファンやマスコミの熱気が、ほんのり残る中、ロビ…
異様に眠い…。 去年からハマっていることがある。 寝袋で昼寝をすること。 今日も眠くて眠くて、たまらずに少しばかり、寝袋で寝た。 お兄ちゃんが中学の時に使っていた年代物の寝袋。私はこれをツタンカーメンと呼んでいる。 寝袋に入るとまるで、エジプト…
平昌冬季オリンピックまであと5日。連日のニュースのトップを飾っている。 冬季オリンピック好きの私にとって観たい種目が目白押し…。 だけど、今年はあまり観れそうにない。 オリンピックの現地入りした選手たちを見ていると、 どうしても重ねてしまう、自…
あまりテレビを観ない私が、たまたまチャンネルを変えた先で、はまった番組がある。 「地球征服するなんて」 という番組。 若手芸人さんとTV局のディレクターと二人で旅をする番組。ただし、旅行費は、その国の”インスタ映え”しそうなところをインスタグラ…
2018年も明けて、だいぶたちました。 今年は何事もゆっくりとスタート〜。 やっと廊下まで、出ていた作品や部屋に散乱していた紙類を整理した。あの十字架の作品も新聞紙にくるんで梱包して、やっと眠りについた。寝床の部屋は、4割が作品や木材、木枠…
今年も暮れようとしている。来年1月の展示があるせいか、なんとなくその実感が持てないでいまま年末を過ごしています。 今年もよく動いていたということと、出会いの多い一年だったように思います。古くからの友達や新しい友達ともよく語り合いました。今ま…
行ってみたい島がある。 南の島、ハワイ島。 キラウェア火山が今も脈打ち赤いマグマが顔をのぞさせている。 そして、マウナケア山。 日本のすばる望遠鏡が設置された天文台がある場所。 富士山よりも少し高い山。 その頂上の祠には、水晶の石が祀られている…
忙し過ぎて、ブログでは告知できませんでしたが、イベントで、初めての公開製作を行いました。 墨のイベントであったために、書家の方々や地元の高校生の書道部員の方々と一緒に、一日、墨にまみれるようなイベントでした。 高校生たちのキラキラしたエネル…
金木犀の香りが立ちこめる夜を歩く。 ふくよかな香りについつい、深く呼吸してしまう秋の夜は気持ちがいい。 しかし、部屋に戻れば、油絵具と墨の匂いがごった返している。無法地帯のよう…❕展示がある時はいつもそう…、しかたがないこと…。水と油。この相容…
時々、夜中に目を覚まし眠れなくなる、丑三つ時…。頭の中に言葉が散乱して、何かになりたいのか、パンパンに頭が張ったような感覚になる。 絵ばかり描いていると、文字が書けなくなる…。言葉も出てこなくて アー、とかウーとかうなってみたり、なんか動物め…
冬枯れした空き地に、セイタカアワダチソウが枯れ果て、褐色のその身を天に向けて、寒風吹きすさむ大地に沈黙のまま佇んでいる。 毎年、そんな風景を見るとある彫刻を思い出してしまう。 その作者は、アルベルト・ジャコメッティ。 スイス生まれの彫刻家であ…
サルトルとボーヴォアール、 ピカソとジャクリーヌ、 ジョン・レノンとオノ ヨウコ… そこには、宿命という男と女の物語がある。 画家・中本 誠司さんとそのパートナー大内 光子さんも宿命的なカップルだった。 大内 光子 著「野人、中本 誠司。」 を拝読した…
私は小さい頃から、晴れ女だった。 天気の変わりやすい山へ行っても、あまり濡れたこともなく、車に乗った瞬間から、ドドド〜ッとどしゃ降りの雨になったり、いつもお天道様に守られてるんだなぁ〜と無邪気に思う、そんなことがたくさんあった。 しかしなが…
3月から続いた製作と兵庫県立美術館での第46回現代芸術国際AU展での展示が終わった。 初めて兵庫県神戸市へ向かった。山と海が近くホッとするようなロケーション。 展示会場には、あらゆる解釈の”Cross”が飾られていた。関西の人たちの温かくフレンドリー…
1ヶ月でなにができるだろう? 久々に行った美術館で手渡された1枚のフライヤー。2つ返事で引き受けてはみたものの…。その公募展のテーマは”Cross”だった。 12年前にも等身大の十字架の形を作っていたことがあった。 生まれて初めての個展。 何もかもぶ…
アクセサリー屋さんには、ほとんど行かない。ホームセンターには、よく行く。アクセサリーのキラキラも分かる。しかし、ホームセンターの金属類のキラキラの方が好き。宝石のキラキラにもたまにドキドキするが、ホームセンターへ行く時の方がドキドキする。…
おかげさまで、東京銀座、ギャラリー銀座一丁目で開催された個展「自然形象~Human as a part of nature」も無事、終了しました。 期間中は、大寒という時期ともかさなり、お寒い中、ご来場いただき、誠に 有り難うございました。 昭和7年に建った奥野ビル。…
2017年明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願い致します。 硯に浮かんだ朝日 90年代に流行った”イカ天(イカすバンド天国)”という番組があった。 週ごとにアマチュアバンドが腕を競い合い、勝ち抜くことでプロデビューできるという番…
今年ももう、大晦日…。1年はあっという間…、ですね。今年は、いろいろな機縁が重なって、めくるめく疾走したような年でした。今年1年を一言で言いあらわすならば、”移動”。これまで、生きてきて初めての体験ばかりが多い年でもありました。乗り物好きなのは…
ずっとつけているノート。絵の活動し始めた頃から、ずっと書いている。アイデアを書いたり、ラフスケッチ描いてみたり、自分のことを否定したり、肯定してみたり…。あらゆる気持ちで、一杯になる。ノートは、いつだって、最大の友達。ありのまんまの自分を受…
告知が遅れましたが、ただいま、宮城県仙台市地下鉄泉中央駅スウィングビル5階アートギャラリー親かめ子かめにて個展「自然形象~Human as a part of nature~」が開催されております。 今回は、墨の作品をメインにモノクロームの作品の展示となっておりま…
アルメニアという国は、なんとなくかすかに聞いたことのある国だった。 一昨年、一枚の公募展の参加要項の書いてある紙を手渡され、それを読んで、すぐ参加したいと思った。 2015年3月に横浜で開かれた在アルメニア日本国大使館設立記念交流展覧会に、仙台か…