My Horizon

絵を描く日々や私の日常をつれづれなるままに、言葉と写真で紡ぎます。

2020.アーカイブ❸ / 太陽・富士山・龍

9月、鎌倉で一人過ごした時、滞在していた近所に龍口寺という神社があった。散歩がてら軽装のままぶらりと出かけ参拝。 そこからなんとなく、ふらっと片瀬海岸線へ足が向い、さらにぶ〜らぶら。 5頭の龍伝説が残るとされる江ノ島へ足は自然と向かった。正…

2020.アーカイブ❷/ 私と富士山

翌朝、もう一つの目的地である忍野八海へ。バスを降り、小さな案内所へ。地名通り8つの池があるので、窓口のおじさんにどう回ったら良いのかを質問してみた。係りのおじさんは、説明書きの案内を手渡しながら、真剣な表情で丁寧に説明をしてくれた。 富士山…

2020.アーカイブ❶/ 私と富士山

20代の始めの頃だろうか大阪までの新幹線に乗っていた時のこと。周囲の乗客たちが少しざわついた。 『あれ、今、見えたわよ!』 『えっ?本当だ!』その声たちが向かっている窓越しに目をやると、小さく白い頂が見える。 生まれて初めて肉眼で見る富士山。…

そこにある海

ふと気がつけばいつも海の近くの街に住んでいた。 今も車を走らせればすぐに広がる太平洋の海。 青い空と青い海の境界線を見つめては、遠い世界がその向こうに続いているという不思議さにいつも憧れを持ちながら水平線を見つめていた。 その風景を描きたいと…

脱・3G

気がつけば、4ヶ月ぶりのブログアップ。ずいぶんとサボってみたもんだ笑 昨年は、根・詰め子状態がずっと続いて、何もしたくないという状態になっていた。思いつけば書いて、下書きには書きかけのものがあったけれど、まとめる必要も感じなかった。 アウトプ…

母 体 回 帰(下)

冬空に白くフワフワとした小さなものが漂っているのが目に映った。初めて見た、雪虫。虫というより、妖精のようにふんわりとした白いドレスを纏っているかのように、飛翔しながら本格的な冬の到来を知らせにきてくれた。そして、展覧会はスタートした。 3日…

母 体 回 帰(中)

9月に入り、少しの間、居場所を変えてみたら?という提案を受けた。 渡りに船といった感じで、江ノ島の近くの街で約半月ほど暮らした。 そこでもほぼ一人きりの生活は続いた。 その中で、ぽろっと産まれてきた作品があった。 『抱 僕』という作品。高橋源一…

母 体 回 帰(上)

やっと家に辿り着いた。 やっと、やっと・・・。 長い長い制作期間と2つの展覧会を終えて。 お陰さまで、無事に仙台での個展と神奈川県での二人展を終えることができました。 コロナ禍にも関わらず多くの方にご来場いただき、有り難うございましたm(_ _)m ホ…

いのちの道しるべ

一つの点を打ち始めてから、一年近く経とうとしている。 展示も近くなり、急ピッチで、夜な夜な台所に大きな和紙を広げてながら制作している。 大学ノート3冊分を一冊にした厚い大学ノートの備忘録帳も3年の時を経て、さらにぶ厚くなった。 ひらめいた言葉が…

直感と宇宙タイミング

すべてのことが"宇宙タイミング"だとするならば、今年前半も後半も同じぐらい濃く熱いスペクタルな宇宙タイミングの連続だった。 経験アトラクション満載な年。 グルグル目が回るような。 こんなにもコントラストが強めに自分の範疇を超え、問答してくるよう…

たましいのひびき

龍宮の中にある天岩戸での1人合宿のような滞在制作も終わり、約3週間振りに地元に戻った。 高速バスで駅前に到着し、スーツケースを押しながら、書家の佐藤 華炎さんの個展『The Blue Egg〜たましいのかたち』の会場へ向かった。 その日は、ライブパフォーマ…

悲しみよ、こんにちは

15、16歳っていうと少し背伸びをして、大人の世界をいろんな方向から、覗き込んでみたくなる時期。私の場合、 映画の世界、 本の世界、 音楽の世界と・・・、 四方八方から覗き込んでいた。 今より情報が溢れていなかった分、様々な雑誌を覗き込み、辞典…

風をなぞる日々

9月も下旬に入り、刻々と目に見えないものが現実の中、ゆっくりと、でも着実に”変化”を巻き起こしている気配。一ヶ月ごとに違う感触を感じながら生活している。海からの風が洗濯物を揺らして、踊っている。 いろいろなことが重なって、短い期間、海辺近くの…

大地の記憶と彫刻

地形をなぞるように海岸線を走る電車。車窓から見えるのは、時折、雨粒が窓ガラスを叩きつける、ちょっとうら寂しい潮風の吹く北海道の海。 なだらかな田園を抜け、いくつかの牧場を通り、次第に線路は、登り坂となり、電車の車体がずっしりとした重低音を響…

灼熱と果実

8月に入った途端、この灼熱の太陽。 7月の長雨のどんよりとした曇り空に、熟したオレンジをテニスラケットで空めがけ思いっきり打ち込んで、天高く舞い上がったオレンジが、頭上で思いっきり弾け、そのフレッシュな果実の色彩がほとばしるように空一面に広…

Dear.My Birthday

誰しもこの世に生まれた日がある。 天体の微細な動きも影響し合い、ここぞ!という時に、生まれ落ちる生命の産声が毎分毎秒どこかでこだましている。 壮大な宇宙の神秘。 巡り合わせの縁。 My Birthday この言葉に懐かしさを覚える人もいるかもしれない。昔…

good bye 40's

self meeting月間を決め込んで、自分の中、深く深く潜り込んでいた7月。 足の痛みと共に蘇ってきた記憶と向き合って、サヨナラした出来事。 身体が分かって欲しいって、いろんな所をトントン叩いて、認めて欲しかったんだね。 悔しさも寂しさも….。 そんな長…

My Little Revolution

9ヶ月振りに髪を切った、バッサリと。 髪の量が人より多い私。 結んでも頭と首との間に湿気がこもって、モヤモヤするのをガマンしていた。 でも、思い切って飛び込んだ地元の美容室。 6月は、3ヶ月振りに電車に乗ったり、数人だけだが友達に会いに行ったり、…

経験アトラクション

身体という不思議な乗り物に、入って、いざ、生き始める地球という世界。 すくすくと育って、 むくむくと大きくなる。 そんな身体を通して、出来事の艱難辛苦/喜怒哀楽を味わう、経験アトラクション。 うねるような気持ちは言葉にできないことがあまりにも…

星々を渡る舟

夜、床につく時、 寝台は、舟にかわる。 目を閉じるのが乗船の合図。 眠りによって、魂は肉体から離れ、舟に乗り、 銀河の川を渡り、あの世とこの世を結ぶ世界へと毎夜、小さな旅に出る。 自分の身に銀色の糸をつけたまま…。 鮮明な夢は、いつも現実と見まが…

息をひそめた街で

久々に夜、少し歩いた。 し〜〜んと静まり返った街。 こんな街の空気は、大晦日にも感じたことがあるけれど、でも、やはりちょっと違う。 濃紺の深いガラス瓶の中にいるような、 押し黙った夜の底を歩いているような気持ちになった。 息を潜めた空気がどこま…

面 会

今日、不思議な夢を見た。 夢の中で夢を見た。 寝ている私の部屋の下でゴソゴソと物音がする。静かに降りて行ったら、居間の電気がついていた。 そこには、父の姿が…。 「なにやってんの?っていうか、病院からどうやって帰ってきたの?」 入院中の父が、深…

ゴジラとコロナ

ずっと気になっていた映画『シン ゴジラ』をやっと観た。 理屈抜きに面白かった。 3.11からの原発事故を経て、新しい時代のゴジラ像を作りあげようとする熱量が細部に至るまで行き渡り、ゴジラに対する敬愛の念と現代へのアンチテーゼが込め作られたエン…

それでも日々は、

灯された数本の蝋燭。 その炎を絶やさぬように、その蝋燭が少しづつ短くなるにつれて、ゴールの日が近づいていると思っていた。 そのともしびは、私にとって生きていくための小さな光であり、希望だった。 しかし、その炎をゴール寸前で、自ら吹き消さなけれ…

春の嵐

春の嵐が吹き荒れている二〇二〇年三月。全世界的にみてもそんなことが言える。 全世界同時に共有している出来事。 世界中の人が、それぞれに影響を受けている。 このブログでは、お知らせがまだでしたが、今年の5月に宮城県仙台市で三人展をする予定でした…

in your own way

去年の2月にもらった言葉が、身に染みる今年3月。「老いてなお花となる」というタイトルを新聞のテレビ欄に見つけた。なんとなくタイトルに惹かれてテレビをつけた。俳優の織本 順吉さんが92歳で亡くなる前までを克明に映像作家の娘さんが撮ったドキュメンタ…

『never more』

「風景が人を殺す。」 能楽堂の仄暗い舞台にカントリー&ウェスタンが流れる中、津村禮次郎氏のナレーションが響く。その中でこの言葉だけが、頭の中に残った。 アメリカの生あたたかい影がゆるやかに浸透し、この地の土壌の中、深く染み込んでいった。 土地…

Wild Wood

長い長い一か月間だった。 自問自答することが起こり、自分の気持ちと起こっていることとの折り合いがつけられないまま、 深い森の中に迷い込んでしまったような感じだった。そのためか身体もそれに呼応するようにあちこちが痛み出し、不協和音を奏で、なか…

ターザン・ガール¿!

事務仕事、PCの前、貼り付けの4時間×2セット。 いつも動いてるバイトが多い中、 机の前に拘束されてるのが耐えられなくて、 公園に逃げ込んだ昼休み。 自分の中の元気なエネルギーが抜かれ、萎えそうで、仕方がなかった…。 思わずブランコに乗ってしまった。…

センチメンタル・ウォーク

時々、人当たりする事がある。 いつも人に囲まれ続けていると、 ひどく、とても疲れてしまう…。 一人になりたくて、 静かな時間が欲しくて、 近くの公園に駆け込んだり、 時には、身体の調子が悪くなり、 ベッドの中、深く潜り込むんでしまう時もある。 一人…