やっと少し落ち着いてきた。
3.16深夜の地震。
1度目、飛び起きて、様子を見て、トイレへ。
2度目、トイレを出た瞬間、うずくまった。
震える身体、
家の心配…。
落ち着いて2階に上がったら、廊下が完全に作品で塞がっていて通れない。寝床のドアが開けられない状態だった。アトリエは、開いていたけれど電気がつかなかなくなっていた…。
翌朝、朝日に照らされたアトリエで、あぜんとした。天井の電気は吹き飛び根本からぶっちぎれ破損…。石膏像のメディチも割れていた…。
寝床も大きな作品や木材で通ることが出来なくなっていた。
この地震は、私にとって完全にこんなことを告げていた。
"余計な物は処分し、身軽になっておきなさい!"
体調が悪くて、2020年から、2階の片付けがほとんど手付かずだったから、意を決して、倉庫のような寝床の作品を広い部屋へ一旦移し始めている。
まぁ、出てくるは、出てくるは…。
なんなん?って思うほどの木材と紙の山と木枠、額、キャンバス布…‼︎
ここは、私にとっての宝の山だったけれど…、もう違う。ほとんどが不用品なんだ。
地震前までは、取捨選択もぜんぜん働かなかったのに、地震の後は、何が必要で不用なのかが、すぐにわかるようになった!
今回の地震で、物が凶器に変わることを再認識した…。正直、身の危険を感じた。
そして、片付けの合間に久々にコーヒーを淹れて飲んだ。
そしたら、はらはらと涙が流れて止まらなくなってしまった…。
『怖かったぁ…』
とやっと感じることができた。
そんな気持ちをしっかりと受け止め感じた。
今年は本気で自分の環境を選び、整えていく年になると思う。
めくるめく変化だけれど、性根を据えて、動物みたいに勘を働かせながら、行動したり、移動したりしていくことになると思う。
思考より、感覚。
損得など捨て、回り道しても必要な方向へ進もうと思う。
いつも地震は、目を覚まさせてくれる。
意味があって起こっていること。
人も地球も有機的に繋がりあっていての結果だから。受け止めながら、味わう。
そして、執着も捨てて、コツコツ物とお別れしてゆこう❗️身軽になろう❗️
さっ!断捨離、断捨離❗️❗️