My Horizon

絵を描く日々や私の日常をつれづれなるままに、言葉と写真で紡ぎます。

雪虫来たりて、冬支度

今朝、庭で洗濯物を干していた時、フッと小さい物体が視界をよこぎった。
目をこらして見ていたら、白くフワッとした妖精のような姿が…。

それは雪虫だった。

本格的な冬の訪れを告げに来てくれたのだろう、明日から寒くなるのかもしれない。

個展が終わり、プレッシャーから解放され、眠りたいだけたっぷり眠った三日間。
日夜行う、半身浴も手がふにゃふにゃにふやけるまで浸りに浸った。


ずっとやりたかった庭の清掃。
放置されていた長い枝をノコギリで短くカットしたり、いつの間にか生えてきた桑の木?を切ったり、他の木の枝の選定もした。
雑草を畑の肥料にすべくばらまいて、来年の土が少しでもふっくらしてくれるよう自己流だけれど庭の冬支度に精を出した。
土に触れていると自然と元気になる。ほんと不思議なくらい。
今日は暖かく風もなく、おだやかな一日だったので作業が思った以上にはかどった。



年から年中、保存食作りを日課にしている。

両親もまめな人たちだったので、いつも忙しく台所に立っては、なにかしらこしらえていた。
その姿を見ていて面白そうだなぁと思っていたし、冬場はたくあん漬けの仕込みなんかもよく手伝わされていた。そこで作る楽しさを自然と覚えていったのだと思う。
(⇧上の本は、母親の愛読書的本は、今は私の宝物。)


去年からずっと作りたかった柿酢をやっと作ることが叶った!
完熟した柿のヘタを取り、焼酎で消毒した空瓶に詰めて、入り口を布でおおい輪ゴムで閉じ発酵するのを待つだけ。用意するものも少なく簡単にできることをYouTubeで知った。


数日後、ちょっと欲が出て、スーパーで大きな渋柿がたくさん入っていたものが500円で売っていたのをゲット!
戸棚に横たわっていた空の大瓶を久々に出した。瓶熱湯消毒した後、さらに焼酎(普通の焼酎がなかったのでモヒートハーブを漬けた焼酎で代用)で消毒。柿は洗うことなく、皮の表面の白っぽいものが大切な柿の酵素だとういうのでサッと拭くのみ。
適当にザクザク切った渋柿を投入していった。みるみるガラスの大瓶がだいだい色に染まって思った以上にギュウギュウになる寸前。
これがうまくいけば、お酢も自家製で済ませられる!なんという至福だろう♡

塩、砂糖、味噌、醤油、そしてお酢は生活になくてはならない調味料。
それが簡単に手作りできるとなれば、なんでも手作り希望の私にとってはやりたいことの一つだった!
出来上がるのが楽しみで仕方がない。


なんでもできるかぎり手作りしてるのは、生活の中に"安 心"が生まれるから。


ドクダミや柚子などを使い化粧水や美容液も手作りで、若い頃よりキメもととのって肌が健やかな気がしている。
化粧していても『化粧してないんでしょ?』とよく人から言われていたし、コロナ後はファンデーションも全部、捨ててしまった。
今の方が肌がキレイとなぜか言われることが多い。(なんで?!)お肌に惜しみなく化粧水をたっぷり与えて冬になれば保湿に気を付けるだけ。シンプルすぎ。
もうそろそろ柚子の買って美容液の原液づくりに精を出そうとも思っている。


やはり、東日本大震災での生活を経て、流通が途絶えると途端にお店の棚は空っぽのになる光景を何度も見てからというもの、案外この世は脆弱な世界なのでは?という疑問が湧き、なるべく手作りできるものを自分で作り、保存し、それをひとつの楽しみとしながら、それが心のよりどころになっている気がする。

あわいよあけな備忘録☆彡

先月の個展の追加文(展示の際、使用していたあいさつ文)を掲載したいと思い、今回、ブログに書かせていただきます♪

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2025年・個展『あわいよあけ〜其の弐〜星・水・體(からだ)、みちびくとき』

今回の個展は、2024年中本誠司現代美術館で行った個展『あわいよあけ〜いちばん鳥のなく声〜』
の続編のつもりで制作しました。大きくうねるように反転してゆく世界の動向は夜明け前のいちばん深い闇の中、混沌を極めようとしているかのようです。その黎明の暗闇から夜明けまでのはざまを“あわい”と捉え、その移り変わりの中で感じられるものを自分なりに表現してみたいと思いました。

〜わたしとお水〜

私は毎日、朝、半身浴をしています。
時間がないときでもほんの10分でもぬるま湯につかります。心底、ホッとする安堵感を大切にしながら1日を始めます。
調子の悪い時は数時間お湯に浸かり、調整することも。生活の中でお湯に浸っている時間がなによりも至福です。

そこで自分自身を取り戻し、自分という意識さえも通り越し、無我の意識に没入しながら、毎日、生まれ出てくる私を内包した體があるのではないかと日々、感じています。

半身浴を続けているうちに、以前より水に親しみを覚え、體を調整してもらい、互いの持つ水という成分が呼応しあっているのではないかとすら思うようになりました。


また、お風呂の中で朝の淡い光の中、ふんわりただよう水蒸気の粒子を観察していると微細な点が無数に集まり一つの物質として認知され、そのことを通じてミクロがマクロに通じ、マクロがミクロに通じるという着想を得ました。


水は、液体でもあり、気体でもあり、個体でもある。環境で変容する物質。
體も70%が水分でできていると言われています。しかし、水は単なる物質なのでしょうか?


〜あるワークショップでの体験〜
2022年、一年間を通して行われた身体表現のワークショップ(シアターワーク)に参加しました。
その内容とは、自然豊かな場所でひたすらゆっくり休みながら、瞑想をしたり、自分自身の體と対話したり、グループワークで體を思いっきり動かすというものでした。

その中で自分の體にくまなく手をあて触れてゆくワークを行った際、昔、痛めた傷の場所で自然と手が止まったり、皮膚の下から言葉が聞こえてきたりしました。昔の記憶が今もまだ癒えず、そこにうずくまっているのを感じ、ただただのその記憶と寄り添うことに専念しました。それらの体験によって感じたことは意識と體は密接につながっていて、体内にある水分が体験したことをすべて記憶する装置になっているのではないかと直感した瞬間がありました。


また、『水は宇宙から来ている』という言葉を耳にした時、私はスッと腑に落ちた瞬間がありました。
水が次世代のエネルギーになるのではないかという研究も行われているとか。すべてをつないでいるのは水のような要素なのではないかとも感じるのです。あらゆるのもが相似形だとするならば、この體もこの地球も宇宙もなにか大きく連動しあいながら変化しているのかもしれません。

宇宙的なものを星になぞらえ、この水の惑星・地球(テラ)とそのミクロコスモスとしてのこの體が呼応し合い有機的なハーモニーを奏でているとしたら・・・。

愛と調和とバランスによってもたらされる世界があるとするならば、まずは今ここにいる自分自身が整い、穏やかな世界を創造することを選びたいと私は願いたい。

日々、私が感じていることを顕してゆくことでなにか共有できることが少しでもありましたらさいわいです。

・゜゚・*:.。..。.:*・':.。. .。.:*・゜゚・*

今回の個展の期間中、来場されたお客さまとの会話の中、さまざまなヒントが生まれてきました♪

次回の展覧会もどうぞお樂しみに☆彡

あ わ い よ あ け の 分 岐 点

濃紺の空にキラキラと星がまたたく。
外灯の少ない田んぼ道をずっと空を眺めながら歩いていた時、ふっと冬の匂いがしたように感じました。

個展が終わり、ホッとひと息ついているところです。


2025年11月11日〜11月16日まで、
宮城県仙台市にあります仙台アーティストランプレイス(SARP)スペースBで行われた

 髙 橋  典 子  個 展
『 あ わ い よ あ け / 其 の 弍
   〜 星・水・體 み ち び く と き〜 』

無事、終了しました。
ご来場いただきありがとうございました
☆彡

眠れない夜をこえたら、
闇の中からひかりの子等が 
イメージ通りやってきてくれました。

着想から2年越しに現実化できたインスタレーション
また、初めてのギャラリーという空間で平面作品とのマッチングも含め、テーマ性を失わずに有機的に関連性を持ちながら表現できるかという不安がありました。

猛暑でなかなか制作を行う気になれず、滞っていた制作も秋口から加速し、旧作2点を含むほぼ新作の個展となりました。


オーストラリアから帰国したばかりのアーティストKANARTちゃんがお手伝いに来てくれたおかげもあり、設営は思いのほかスムーズに終わりました。


("KANART観音"のような雰囲気。カナちゃん、ありがとう♡)


いつもなら数年置いてから展覧会を行うのが常でしたが、1年も置かず、間髪入れずに個展を行うと決め、今年2025年はいろいろなことがささやかれていた年でもあったからこそ開催したい!!と思い、猛烈な猛暑をくぐり抜け、新しい試みを実験的に行い、仙台のアートシーンを語るうえでもっとも歴史があるギャラリーで行えた展示でもありました。




このギャラリーの前身は、"ギャラリー青城"という画廊でした。

(今もその名残が…。こういうのって素敵ですよね♪)

そこから名前を替え仙台アーティストランプレイス(SARP)となり、作家として自立した人たちに限定された空間でした。ちょっと敷居が高く、入る前はちょっと緊張するような場所でもありました。


そこから運営が変わり、今では開かれた空間となり、運営をされている共に作家のご夫妻の雰囲気も手伝い、風通しのよい、心地いい空間になったように感じました。


絵の恩師でもある鯨井先生(TOJU)の個展を何度も観にきていた頃、まさか自分がここで個展をする日がくるとは夢にも思っていませんでした…。




20年の時が過ぎ、さまざまな場所での展示経験を経て、この空間と向き合うということは、私にとっても感慨深く、歩んできた道のりを振り返りながらも前を見据えられたような展覧会でもありました。
この展覧会が分岐点にるのではないかという予感が、今、体感となり実感に変わりました。
とてもありがたく、しあわせな気持ちでいっぱいです。


観にきてくださった方々、
遠方から心を寄せてくださった方々、
そして、SRAP/喫茶フレイムの卓さん、あいさん、星空カフェのさゆりさん、
たいへんお世話になりました。


この場を借りて、深く感謝申しあげます☆彡


のりこ☆彡

星・水・體、みちびくとき

お元気ですか?

ご無沙汰しています。

個展が近づいています。

そう、まもなくです。

 

去年とまったく同じ11.11〜11,16

という会期にまた、行うことにしてみました。

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以前に『"1"という数字に導かれて』というタイトルのブログを書いたこともあり、また、"1"にまつわる物語の続きを描いて(書いて)みたいと思っていました。

昨年、行った個展『あわいよあけ〜いちばん鳥のなく声〜』の続編です。

 

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『水は宇宙からきている』ということばを聞きき、スッとなんの違和感もなく、そうだ!と共感し、直感したことが、今回の最大のインスピレーションでもありました。

 

2023年以降、自然と画面から立ち上がってくることに身をゆだねるように描くようになりました。そして、今回、点描で描いていく中で、自然と浮かび上がってきた星々のきらめき。そして、生き物の気配。

さらに、いつか水を題材にした作品を作りたいという気持ちも高まり、今回の個展で試すことができるのではないかと思っています。

 

さてさて、どんな景色がギャラリー中に、広がるでしょうか…、私も樂しみです。

 

日々刻々と移り変わる星の動きとなにか連動するかのように呼応する世界。

すべてが相似形だとするならば、この體もこの地球もこの宇宙もなにか大きく連動しあいながら、変化してゆく時をむかえているのかもしれません…。

 

淡々と粛々とただただイメージすること、描くことを続けた先に見えてきたものを共有できたらと思っています。

どうぞご高覧ください。

*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*

髙橋 典子 個展

『あわいよあけ〜其の弐〜

星・水・體、みちびくとき〜』

2025年11.11(火)〜11.16(日)

11:00〜19:00(最終日17:00迄)

宮城県仙台市にありますギャラリーSARP(アーティストランプレイス)Space.Bにて開催。

 

 

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積み木と誕生日

小さい頃、使っていた木の積み木。
遊びながら、ただただいじっては文字というものにふれていた。

だいぶ昔、庭先でゴミを燃やせた頃。
お父さんが一斗缶の炎の中、他のゴミと一緒にこの積み木を捨てようとしていたのを慌てて救出した。
なので今はぜんぶはそろってはいない。



いつもお世話になっている場所で、一日早めのささやかなサプライズがあった。

ケーキについてくるネームプレートもなつかしく…。一気にまだ、片手で数えるぐらいの歳に戻ってまう気分になった。そのチョコのプレートもポリポリ食べたながら、にんまり。

翌日の誕生日の日。
姪っ子が泊まりにくるので朝から片付けしてたら、積み木が出てきた。

なにげなくさわっていたら、また、幼い頃にグッと戻ってゆく自分がいて、しばし時間を忘れて並べ遊んだ。夜になってやってきた姪っ子が、また、並び替えて、ちゃっかり自分の名前と妹の名前を入れていた。

文字がことばになって意味を持つこの世界。

あ、あ、
う、う、

と声を発しながら、時には積み木を口に加えてよだれだらけになりながら、まだ、おぼろげな現実を認知していった幼児の頃。


こんなに大きくなった今もこの現実を手で触って、匂いを嗅いで、よく観察して、把握している只中に生きている。


いくつになっても毎日発見。

自分と世界にふれる日々。

死ぬまで生きられる世界。

自分ワンダーランド☆彡

今日まで生きてこられた奇跡に感謝


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個展「あわいよあけ〜いちばん鳥のなく声〜」を終えて

おかげさまで、個展『あわいよあけ〜いちばん鳥のなく声〜』も無事、終了しました。

ご来場いただきありがとうございました。

やっと気持ちも落ち着いてきたので感想文のようなものを書いてみました。

・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*

夜からはじまった搬入、そして設営。
深夜2時に帰宅し、少し眠って、バタバタしながらふたたび車で美術館へ。

ボ〜ッとしながらも緊張感があった。まだ、設営作業が半分しかできていなかった・・・。それでもなんとなく4年ぶりの個展でうれしくて、ワクワクしている自分がいた。



仙台へ向かっている最中、運転していると大きな雲を見かけた。それはとても変わった形に見えた。よくよく見ると鳥のようで、それも大きく羽を広げた鳳凰のように見え、この個展でも自然と“鳥”というモチーフが出てきていたので勝手に"ラッキーチャーム"として受け取った。その雲はずっとついて来てくれているようにも見えた。さりげなく「およろこびさま」とねぎらってくれているのかぁと思い、少し胸が熱くなった。

個展『あわいよあけ〜いちばん鳥のなく声〜』。


ずっと大切に温めてきた「あわい」という言葉。

この美術館でならその世界観を展開することができると思い、“黎明期”のようなこの世界で夜明け前のいちばん深い闇の色のような黒ベースの世界から、明けてゆく世界を「あわい」という“はざま”を意味する言葉を用いて表現してみた。この美術館のL字型の特性をいかしながら展開させみたいというイメージが頭の中にあったからだ。

制作している最中に自然と出てきた“鳥”というモチーフ。
8月ごろからいろいろなことが重なり、決定的なモチーフへと展開していった。

新たな描き方として、自分の描きたい方へ手を動かしながら、浮かび上がってくるものと対話しながらの制作は、まるでからだを使ったドローイングのようでちょっと身体表現の延長で描いている感じもして樂しかった。作品の着地点を探らずにおどるように描くようでもあった。


そして、10代からずっと惹かれ、描き続けてきた“HORIZON”というモチーフをもう一度、改めて描いてみるというのもこの個展の目的だった。

この年の11月に個展活動を始め20年が経過し、もう一度、原点回帰として向き合ってみたかったモチーフとして、また新たに自分の中の“N E W  H O R I Z O N”を探してみたいと思っていた。初心にかえって、新しい画材・新しい描き方・新しい制作の方法を試してもいた。



幕を開けた展覧会。
来るべき人たちが来ているという実感があった。

そして、はじめてのパフォーマンス。

写真や動画の撮影等は一切なく、そこに来てくださった方々だけに見ていただいた。
なんせすべてがはじめて過ぎて・・・、やはりあたりまえだが緊張は避けられなかった。
けれど、その新鮮なドキドキ感とその場の空気を感じて生まれてくる動きというものを純粋に自分の中で大切にしながら表現してみた。自分の精神に風穴を開けてゆくような感覚もあった。新しいことを思いつくまま、やってみたいという気持ちにただただ身をゆだねて…。

パフォーマンスが終わった後、詩をモチーフにした作品を声に出し読み始めた人がいて、そこから新たな即興パフェーマンスがはじまった。鑑賞者だった人たちが各々に声を出し、踊りはじめ、演者と化し、最後はみんなで拍手しながら、ハグしあい、大笑いし合って共に樂しい時間を過ごすことができた。本当に素敵な夜だった。



懐かしい人たち、新たに展示をみに来てくださった方々からさまざまな声をいただいた。

その中でいちばんうれしかったのが「お母さんのお腹の中にいるような安心感を感じた。」という感想だった。

作品のタイトルなどにも「安心」という言葉はあえて使わなかった。
それでも内側に秘めた想いをすくい取ってもらえたようでわたしの方が安堵した。伝わってよかったと心底、思った。

[
4年ぶりの個展。

私の中では、右手の腱鞘炎からの"ふっかつ"の意味合いもあった。
制作の中、自然とあらわれた“鳥”というモチーフは、もしかしたら“ふっかつ”を象徴する“不死鳥”でもあり“火の鳥”でもあったかもしれない…。


インスピレーションに導かれながら、今後も制作してゆきたいと思っている。

『1』という数字に導かれて


『1』という数字が私の中、キーワードになっている。始まりの数字。そして、未知なる世界がひろがってゆくことなどを示すとあります。

私自身もゆるやかに新たなはじまりの時を迎えているかのかもしれません。

 

 

昨年の"11.1"に長崎県のパーラーあんでるせん"に予約した日から始まった"1"にまつわる物語。

お正月も明けた"1.11"にあんでるせんへ行ったことはすでにもブログでお伝していましたが、この物語にはまだ、続きがありました。

 

 

今月の"11.11"から4年ぶりの個展を地元・宮城県で開催することになりました。

このことが急に4月に決まり、それから制作を開始!(美術館のカレンダーの日程もびっちりで、この一週間ぐらいしか空いていなかったのです!)

 

以前なら、とにかく自分を追い込んで、"一生懸命"に描いていましたが、今回は、まったくそれができず…、まるで真逆。

 

やりたい時に制作する。

ムリはしない。

欲が出てきたらやめる。

なんとかしようとしない…。

 

そんなことを考えながら、自然に"ゆだねる"ように制作していました。

 

『そんなペースで、大丈夫??』と、

もうひとりの自分がささやく声を時折り感じながらも、紙の上、うまれ出てくる色やかたちがありました。

 

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タイトルは

『あ わ い よ あ け

〜 い  ち  ば ん   鳥 が な く 声 〜』


"あわい"という言葉は、昨年の六人展『Zorba The Buddha〜あわいIN LOVE ♾️(無限大)』でも使ったことばでしたが、個展でもどうしても使いたいと思ってあたためていたものでもありました。

 

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世界中、混沌としたカオスのような大きな渦が取り巻く現在。

なにかが終焉を迎え、その中からなにか新しいものが生まれてくるような気配もはらみながら、"黎明''を予感させるような空気さえ漂っています。

そんな時代の中で、今、なにを自分が感じているかを作品を通して見てみたいという気持ちが自然と湧いてきました。

 

また、東日本大震災から13年経過して、もう一度、海に対たいする想いを自分なりに込めてみたいと思っていました。

 

大震災をへて、これ以上のことはないと思っていたけれど…。コロナ後の世界もさまざな変化を体験してゆくようなそんな予感と共に…。

 

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"新しいよあけ"が明けてゆく前の暗闇のまっただなかにいるような気がしています。それでも手探りでもいいから内なるひかりを感じながら、墨をベースにしたミクストメディアやパステルなどを使った作品群を展示しながら、暮れゆく時代の流れと明けゆく朝を開くような世界をイメージすることができたらと思っています。

 

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宮城県仙台市青葉区東勝山にあります中本誠司現代美術館にて。

2024.11.11(月)〜16(土)(※(火)休館日)

11:00〜18:00迄 

 

どうぞご高覧ください。

 

 

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