すべてのことが"宇宙タイミング"だとするならば、今年前半も後半も同じぐらい濃く熱いスペクタルな宇宙タイミングの連続だった。
経験アトラクション満載な年。
グルグル目が回るような。
こんなにもコントラストが強めに自分の範疇を超え、問答してくるように畳み掛けるように対応を迫られることがあっただろうかと思うくらい。
そんな中、今までいろいろと活動してきたけれど、四六時中、描いているようなこの感じは、本当に久しぶりで、集中し過ぎて、他のことがよく分からなくなる感覚すらある。
ちょっとあぶない・・・。
時空が違ってきている感じもする。
そんな中、目の前に対応するべきことが山のようにあるのに、さらに私を試すようなことが起こる。
個展前というのは、いつもこれでもか!と試されることが多い。
なんで今?!と思いたくなるようなことも平気で起こったりして、小さな頭を駆使しながら、目の前のことに対応している日々。
そして、更に、今回は、とっても嬉しい展示の誘いがあったりで、渡りに船。即答、乗船を決める。
この世はタイミングなんじゃないかと思っている。
直感は欺かない。
そんな中、SNSで、”ハナププ式珈琲セレモニー”というイベントの告知を見つけた。
説明を読んでもなんだかよくわからない…、
でもなんとなく行きたい。
そんな直感が疼いたので、即、連絡。
開催するオーガニックカフェsoul treeには行ったことがあったし、店主さんも知り合いだったので参加してみることに。
去年から、”旅を仕事に”なんていうキャッチフレーズが私の頭の中にポッカリ浮かんでいる。
そんなことを考えていたら、まさに旅をしながら、行く先々で珈琲のセレモニーを行っているタカさんとお会いした。
他にも、クラフト系の旅する作家さんにもお会いし、なんだかとっても楽しかった。
みんな自由に生きている人たち。
さまざまな変遷を経て、インドネシアのスマトラ島のオーガニックコーヒー豆に出会ってしまったタカさんと参加した一人一人のエネルギーも抽出され、その珈琲が出来上がるまでの時間を共に味わうセレモニー。
アフリカのエチオピアという国では、3時間もかけて珈琲を共に味わうセレモニーが本当にあるという。
原産国ということもあり、珈琲豆の有り難みを知っている人々の行うセレモニーというものは、神聖なものでもあるのだろう。
行ってみたいなぁ。
ハナププという可愛い言葉は、インドネシアの言葉で”なんとかなるさ”。
こんな世の中だからこそ、そんなゆるさも必要だよね。
気持ちが解けてゆく、そんな時間だった。
すべては”宇宙タイミング”
その言葉が私にも定着した。
私の中の流行語大賞受賞!
今、私が夢中になっているプリミ恥部さんの言葉。
彼のYouTubeを見ながら、聴きながら制作することが多い。
姿形も声も角がなく、ぷにぷにしていて、まるくて、まろやかで、甘い。
身を委ねたくなるような安心感。
得体のしれない不思議な人。
初めは、なんだかよくわからなかったけど、今は、"わかる"。
感覚的にすごくわかるというか。
現代版・愛の伝道師のような方です。
『光世界』プリミ恥部さん
https://youtu.be/mDSyspr66os
今年は、予定していたことがかなり流れてしまった。
でも、11月の個展はどんな状態でもしたいと思っていた。
例え観に来てくれる人がいなかったとしても、自分のためにしたかったし、自分が一番、観たいと思っていた。
そんな展示が近づいてきている。
いろんな意味で、私にとって意味深い展示になるだろうと思っている。
それを観た人はどんなふうに思うのかは、わからないけど。
絵が間に合わなかったらその場で描いているのも”あり"だと思ってもいる。
ちょいゆるめに考えていたりもする。
すべては、宇宙タイミングと信じるなら、自分の中の違和感をちゃんと感じ、直感、身体感覚、感じる気持ちに心を開けば、なんとかやってゆけるのかと。
髙橋 典子 個展
母体回帰〜Return to the matrix〜
2020年11月21日(土)〜29日(日)迄
このようなご時世ではありますが、よろしければ、どうぞご高覧ください。
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よろしくおねがいします。