誰しもこの世に生まれた日がある。
天体の微細な動きも影響し合い、ここぞ!という時に、生まれ落ちる生命の産声が毎分毎秒どこかでこだましている。
壮大な宇宙の神秘。
巡り合わせの縁。
My Birthday
この言葉に懐かしさを覚える人もいるかもしれない。昔、愛読していた占いの雑誌の名称。
今もあるのかなぁ?!
マドモアゼル・愛先生の占い、本当によく読んでお世話になっていた。
日毎、その日の運気が二行ほどのメッセージになって掲載されていた。石橋を叩いて渡る中学生の私に取っての必読書だった。
本当にうまくいかない日には、やっぱりそうだったかぁ…❕と余計、グスンとブルーになり、より濃いブルーの絵具を塗り重ねて一人シクシクしていたっけ。
水のように日々、たぷんたぷんと揺れ動く心の情動を抱えきれなくて、いちいち一喜一憂していた頃、共に泣き笑いして寄り添ってくれたような雑誌でもあった。
コロナ渦で、一人で過ごす事が以前より多くなった。もともと一人好きだから、あまり苦には感じないけれど、特段、悲しい事があったときは、まだ、別な話。
誰かに打ち明けて、楽になる時もあるけど、やっぱり自分と向き合わなきゃなんない。
夜の手触りがこんなにも真空でガラんとして感じるのは、初めてのこと。
深く自分と向き合う時間を与えてもらっているのかとも思う…
目を閉じて、その感情の意識の中に浸水する。感情の奥の奥まで感じてあげようと自分に寄り添い、深い深い意識の深海まで潜り込む。
私だけの聖域、誰にも触れられない場所がある。
生きていることは想像以上に壮大で、人が決められる事は、案外、限られているのではないかと感じる。
人それぞれに考え方があっていいと思う。
たおやかにゆるやかに物事を解釈して味わう時、出来事は、一気に消化できなくても、じっくり煮詰めたような色になり、滋養となって全身に沁み渡る。そのことを味わい堪能することが人生の醍醐味でもあると思う。
ネガティブもポジティブもコインの裏表一体。
その人を深く進化させるために起こる出来事。
そこから先は、その人次第。
自由意思によって物事は、より変化してゆくのだろう。
10年ごとに訪れる変化。
子年は、始まりの合図。
良いことも悪いことも、どこまで謙虚でいられるか…。
でも、確かに言えることは、
今の自分が一番好きだということ。
これって大事。
セーフティネットのような周りの人達に感謝しながらも、一人で居てもこんなにも豊かで自由で、こんなにも幸せなんです、アタシ…!
Dear.My Birthdbay
これからもよろしくね。
自分の中の男性性が自分の中の女性性に対して唄うラブソングみたいにいつも思うmy favorit tune.
真夏の空の下で、ガンガンに掛け、車で走りたくなる。
OLIGNAL LOVE
『朝日のあたる道』
貴男ちゃん、若い!