ぐったりした身体を食物が支えているとするならば、消耗しきった精神には、音楽という栄養を…
ということで、
アイフォンの中の音楽では足りず、YouTubeにタップし寄り添ってもらう夜が続いている。
なんとなくオリジナル・ラブの田島貴男を経由して、見つけてしまった。
長岡 亮介
または、浮雲と呼ばれる男。
なんてギターが上手いんだ!
声もいい…
若き日の田島貴男の声にも似て
曲もリリックもなかなかのセンス
なんか色気もあって
久々に釘付けになり
わぁ〜〜〜〜、
コイツ、カッケ〜〜‼︎
と心の中、絶叫す。
好きになるとすぐ調べたくなるが、
今はなんでも調べられる時代だから、
あえて調べないまま、
謎のまま、接していたい。
調べて知った気になるのが嫌なのだ。
情報から得る先入感より、まずは、ダイレクトに音楽を聴き込んで、あれこれ想像する楽しみを味わいたい。
でも、ちょっとだけオフィシャルサイトへ行ってみたら、ライブ情報が…。
調べてみるとほとんどソールドアウト
でも、地元では、まだ席がある。
チケットを手に入れた。
生の長岡 亮介に会える日も近い…。
彼の率いるスリーピースバンド・ペトロールズ。
ペトロール??
なんか聞いたことある名前。
油絵の具のオイルでもペトロールというものがある。
この人は、アート系の人なの?なんて想像もしたりしていた。
曲にも「アンバー」というタイトルがあり、
茶色系のアンバーという色彩なのかとおもってみたり…
それと、昔、F1を観ていて、ブリティッシュペトロルブという石油会社があったよなぁ〜と思い出してみたり…。
長岡くんも大の車好きらしく、このグループ名にしたとかで…。車なんかが、からんでいるのかな?とにかくオイルが関わってるのは間違いないと…。
ペトロールズの音楽を聴いていると
単純に気持ちいい…、
心地よい風に吹かれているみたいな。
演奏している人達もみんな、気持ちがいいから音楽をしているように感じる。
そこでなんとなく考えた
気持ちのいい絵って何だろう…?
私はいっつも格闘して描いてるからな…。
10月にグループ展が待っている。
なかなか思うように描けない…。
気持ちよくすらすら描けたらどんなにいいんだろう…。けど、辛さの中にも楽しさがあったりするから、それはそれでいいのかもしれないと思い直す。
夏から、絵筆を握ったまま、床に突っ伏して、寝ていることが多い…。
こんな風に最後の時を迎えられたら…なんて、朝方に床の上で目覚めて思ってみたりして…。
舞踏家や歌手の人が、ステージで死にたいと思うような感覚に近いのかもしれない…。
でも、まだ、そんな想像、早すぎる
なにもろくすっぽ描けてないじゃん…
とりあえずペトロールズを聴こう
生きてる感度を上げないと…
とりあえず、ハイオク満タン
頼むよ、ペトロールズ!