My Horizon

絵を描く日々や私の日常をつれづれなるままに、言葉と写真で紡ぎます。

夢は現実の道しるべ

よく夢を見る方だと思う


あまりにリアルな夢を見て、ぞっとしたり、何かの前兆のような知らせを受けたり、
夢と現実はどこか繋がっているように思う。

だから、大事にしている。




何かの本で読んだことがある話。

人は眠っている時、元居た場所に帰っているという。
意識は、あの世に戻って、調整されて、また、この世に戻ってきて、目が覚める。


特に無性に眠い時は、人生の転機だったりするとかで、そんな時は、とにかく眠るとよいのだという。
たっぷり眠った魂の乗り物をしての身体は、休息を取り、魂はあの世に戻って、今から起こる変化に対して、作戦会議をしているらしいと・・・。



そんな話、胡散臭いと思う?



でも、私はこれは結構、本当のことではないかと思っていたりする。

時たま、ものすごい眠気の襲ってくる時期があり、その時、眠れる状態であるなら、こんこんと寝てしまう・・・。


マンガ家の水木 しげるさんもよく寝る人だったらしい。

アイディアが浮かばない時は、よく寝ていたという。この話を聞いたとき、この人は、わかってるなぁ・・・と共感した。私も似たような時があるなぁ…と。


しばし眠ると目覚めた時、自然とヒントや言葉が降ってくることがある。

それはとても自然な法則のようなものだとも思う。





久々に鮮明な夢を見た。



”とある駅に降り立った私。

そこは初めて降りったった場所。

右も左も分からず、迷っていたら、物凄い強風と大雨に襲われ、持っていたビニール傘も折れて、吹き飛んで、ずぶぬれになりうずくまっていた。

雨降る空を見ていたら、大きな雲が龍の形になり、声が聞 こえてきた…

「私の姿を描きなさい」

呆然と2匹の雲の龍たちが旋回する空を見ていると心は踊ったが、絵で龍を描くことに対しては、”できるかしら…”と思いながら、ひどい雨から逃れるため、目の前にあった、古くて大きな旅館のような?お寺?のような場所の戸を叩き、中へ入れてもらった。

助けてもらった家の人といろいろ話していると家に龍の絵を描いてもらえないかという話になり、うまくできるかわからないと躊躇したけれど、その話を受けることになった・・・。”



思い返せば、今年行った東京、神奈川、京都でも、行く先々で龍神を祀った神社ばかりに連れていかれた。
その帰りのバスの窓から、龍の顔の雲を1分ほど見た後、物凄い雨が降った。
そして、無類の水好き・・・ときている。




いつも行く神社は、水がつく神社。

お正月のない私は、一足先に今年、無事過ごせたお礼と来年もよろしくお願いしますという気持ちを伝えに行った。

そして、来年の方向性をイメージしたくておみくじを引いた。


大吉。


そんなささやかなエールに背中を押され、がんばってみよう…




人は目に見える世界だけで生きているのではないと思う。
目に見える世界を通して、見えない世界を感じること、そういう世界を感じながら生きることが、とても大切ことなのではないだろうか。



そんなことを夢を通して教えてもらっている気がしている。


いつか大きな龍の絵を描く日が来るかもしれない…??