私は、いつもマイブームの中で、生きているような気がする。
尊敬するみうらじゅん先生の生んだ”マイブーム”という言葉ができる以前から、
世の流行より、自分の中でビビッときたものにしか反応しないタイプでここまで来てしまった。
たぶん、これからもずっとそのまんま行くんだろうな。
今年、最後の贅沢…✨
悩みに悩んだ末に行くことを決めたコンサート。
生で観たい、会いたい… 、会っておきたい人!
風邪を引いて、熱っぽかったけど、その人に会うため、身支度を整え、ソフト帽をかぶり、車に飛び乗った。
ジュリーこと沢田研二さんのデビュー50周年記念コンサート。
このブログを読んでいる方は、もうご承知だと思うが、私は、遅れに遅れたジュリーブームが来ている。
もうすぐ70歳を迎えるジュリー。
50周年で50曲を歌う!!
現在のジュリー
いろいろと賛否両論あるところですが…
私は、迷わず、この人は、男前だと思いました。
芸能界に長くいればいるほど
ヒット曲があればあるほど
かっこよければかっこよいほど…
時の流れに抗うように、ヒット曲にしがみつき、何か人工的なものを全身に施し、作ろう人の多い世の中で。
ジュリーは、とっても正直で、人間臭くて、真面目で、大胆な人だった。
そして、ジュリーは現在進行形な人でもある。
老いを気骨な精神に変えて、今、感じていることを唄っている。
新曲の「ISONOMIA」(ギリシャ語で、自由かつ平等である状態)を披露し、さらに、原発や震災後の被災地に捧げる曲を作り唄い、
長く続く、押しつけがましい政権の行方に疑問を投げかける。
リスキーな事柄さえも自分が唄いたいこととして表現し続ける。
思えば、ジュリーとは、いつもリスキーなことをやってのけてきような人でもある。
人間・沢田研二は、どこまでも挑戦し続けてゆくのだと感じた。
お聴きください。
沢田 研二『我が窮状』✨
https://youtu.be/7qnCuckLIbA
この精神…、
これってロックじゃない?
これこそが・・・!
さすが、内田裕也に見込まれデビューしただけあっての筋金入りのロックンローラー。
ドキドキしながら、大丈夫?と観ていたけれど、飛んで跳ねて、走り踊る…。
艶のある声もそのままに…。
懐かしのヒット曲もみんなで 振り付けよろしくの大合唱…。
関西出身でもあるせいか、自虐ネタをまじえてのMCもサービス満点だった。
2時間、久々に踊って、ジュリー!!と叫んだ。
年上のお姉様方は、椅子に座って、手を振って踊っているのが、愛らしかった。
シルバー世代の男性陣、若い人たちもちらほら、立ち見席がでるほどの満員御礼。
マスコミや情報に惑わされることより、自分の五感でそのものをきちんと見ようと、
感じようとすることが大切なんじゃないかとコンサートが終わってから、また、1人感じていた。
私の勘は、ハズレじゃなかった。
人間・沢田研二に酔いしれた一夜でした。
そして、私は、訳あって、本格的な節約生活に入ります!!
製作とバイトに明け暮れます(笑)
ではまた、ciao✨
#ジュリー#沢田研二