My Horizon

絵を描く日々や私の日常をつれづれなるままに、言葉と写真で紡ぎます。

ただ、そこに…

ひと昔前、流行った言葉の中に
自分探しという言葉があった。
今も現在進行形で生きている言葉なのかな・・・・。

SNSの普及によって、その人の世界観が見えるようになった時代。
アイデンティティーが問われる時代になったようにも感じる。
何かしていないと何か不安な時代になってしまったようにも見える。
他者の目が気になるのかな?
それとも何かに急き立てられてるのかなぁ・・・。



何もしていない自分。


他者からの承認とはほど遠い場所にいる自分の必要性というものを感じる。


ただそこに生きている自分、
そこにいるだけで十分と思うことの大切さ。他者に対しても。

なにもしていなくても、
何かに属していなくても、
誰の承認も必要としていない自分。


他者とおいしいものを分け合い、笑い合う

ただ共有する
その時間を
それ以上、望むことはないと思えるような時間の贅沢さ



人は、日々、時間や生活の中のやるべきことに追われいる。
様々なことに気を配り、気を回し、気を使い立ち回っている。



期限に追われて、せっぱつまっているからかな、
そんな時間を誰かと共有したときの鮮度が上がって見えるのは。


好きなことができている環境でありながらも、追いつめられる不安、焦りが、日々、大きな影のように付きまとう。


それでもありのままの自分をヨイショと抱きしめ、自分よしよししながら、その山を越えようと思う。
誰しも日々、自分と向き合い、戦っている。
どんな職業であったとしても、
どんな道を選んだとしても



だから利害のない人とのたわいもないやりとりにふと、自分というものを忘れる時間が必要なのかもしれない。
それは癒しに近い。


一人でいることもすごく好きだけど
気の置けないに人たちと共にいることもかけがえのない時間
私にとって、オゾンのような時間


人生の旅路で、巡り合わせの中、交差するトランジット。
そして、また別々の場所へと向かう
各々が目指す場所へ

心の辛さを少しこぼすだけで、また、明日から、進んで行ける気がする。

深く共有する仲間がいることの喜びと励ましに、感謝しながら…


今夜の満月間近のきれいな月を見た夜に🌕