My Horizon

絵を描く日々や私の日常をつれづれなるままに、言葉と写真で紡ぎます。

4月に降る紫の雨に打たれて…


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この世で最も好きなアーティストが、この世界から旅立った…。

プリンス・ロジャーズ・ネルソン

ーPrince、その人だ。

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まだ、まったく、信じられない…。
こんな日が、こんなにも早く来るなんて……


世界中が紫のネオンに包まれた…。
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Parisでも…

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東京、横浜、仙台でのライブにも通った。ZEPP仙台では、アンコールで、2メートル付近まで近づくことがてきた。それが生で観る最後のステージになるとは……。


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私は、これほどまでに、自分の思いに従い、努力し、自分のコンプレックスも全てポジティブに切り替え、魅力に変えてしまった人物を他に知らない…。

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彼の持つ純粋さとストレートな表現によって、誤解を受けることも多かったけれど…。
彼の持つ生命力の発露が、脈を打つビートとなり、リズムとなり、メロディーとなった。それは、枯れることのない創造の源泉から溢れ出す自らの生命の放出のようなものだったのではないだろうか。

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マルチクリエイターとして、あらゆる楽器を自らのものとし、様々な音楽を吸収し、自らのフィルターを通して、生み出された革新的・実験的、音楽の数々…。そして、圧倒的なパフォーマンス。強烈な個性、オリジナリティー。それでもなお、それらがポピュラリティーを保持しながらも、世界中に支持されていた稀有な存在だったように思う。

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若い頃は、自らの生命の衝動を聴く側にも覚悟を強いるアルバムも中にはあった。
けれど、彼は、そこだけには、止まらない。次々と自在に変化し、自分の音楽性を追求し続けた探求者であり音楽的な職人でもあったと思う。

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晩年の彼の楽曲からは、リアルタイムのグルーヴを含みながらも、人間的な寛容な優しさが滲み出るような楽曲が多くなったような気がする。

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彼の活動から一番感じることは、強い自己肯定感。

自分自身を深く信じる力。

そして、自分の持っているものを惜しみなく表現しようとした姿勢。
そこが好きだった…。


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光の存在へ

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あなたの音楽を聴くといつもハッピーになることができました。もっともっと新しい曲やアルバムが聴きたかった!そして、また、ライブで、生で会いたかった……。
でも、あなたと一緒に過ごせた時間があったことを心から幸せに思います。

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Thank  you for a funky time!!
Rest in peace.…

Prince  1958〜forever