お陰さまで、無事、帰国することができました。
帰って来てからも、また、少し時差ぼけ気味ですが、パリでの想い出を少し振り返ってみたいと思います。どうぞご覧ください。
旅に行くと必ずする事がある。
その街の神社仏閣へ行って、挨拶と旅の安全祈願をする。
2日目の日、たまたま、連れて行ってもらったカフェの近くに教会があり立ち寄った。
時差ボケで、消耗し、不安定になっていた気持ちが治るのと宙色Japanの展示の成功とメンバーの無事をお祈りした。
今回は、たくさんのフランスを代表する建物を見た。外観は見ての通りのインパクトであるけれど、中に入った時の構造的な成り立ちや空間装飾の素晴らしさに圧倒された。
写真は、ルーブル美術館。
念願だったギュスターヴ・モロー美術館へも行くことができた。
実際に彼が住んでいた自宅兼アトリエが、そのまま美術館になっている。
一生独身を通した彼は、晩年、最愛の恋人や母親を相次いで失い、孤独と向き合いながら製作していた。
室内には、最愛の恋人と向かい合うように写真が並べられていて、切なくなった…。
大量の彼の画業に、圧巻し、仕事に対する真摯なまでのひたむきさに、身が引き締まる思いがした。
一番惹かれた木炭画。
商売の街のような感じだろうか。
左岸は、昔からパリの文化人が集い新たな文化が生まれた場所。文化・芸術エリア。
”サン・ジェルマン・デ・プレ”
この土地の響きですら、痺れるくらい
憧れていた場所だった。
今回の短い滞在期間では、行けないと思っていたが、幸運にも少し立ち寄ることができた。
画材屋が並び、ギャラリー群が通りに並んでいる。
”お洒落”の一言につきる!
ジャコメッティのレプリカもあった
そして、アルメニアの画家Ara Haytayanさんのパリのアトリエへお邪魔した。
今回の宙色Japanの展示にも作品のみ参加していた切り絵作家のゆうき 慧真さんのお友達で、今回の展覧会を観にエスパスジャポンまで来てくれたようだ。
This is Pari's atelier!的な白い内装のシンプルなアトリエ兼住居。
さまざまなジャンルのアーティストたちが住んでいて、交流も盛んだとか。
黙々と製作没頭したら、息抜きに、ちょっと ルーブルまで、なんてこともできちゃう…、羨ましい限りの場所。
アラさん、ありがとうございました!