My Horizon

絵を描く日々や私の日常をつれづれなるままに、言葉と写真で紡ぎます。

ふらんす三昧

ギャラリーチフリグリで行われた
”C'est  un  cadeau  pour  vous.”
(贈り物ものをあなたへ)
に参加してきました。

最低限のフランス語は、数回習いに行ってはいたものの、英語とは違い、耳馴染みのない発音で、聞きとれない…。
とりあえずボンジュールとメルシー、シィルブプレがあればどうにかなるさって、思ってました…。

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ちょっとしたゲーム方式で展開されたフランス語の授業でした。これを数回繰り返してたら、いつの間にか言葉も覚えることでしょうに。
何事も楽しむのが一番だなっ!て思いました。とっても楽しかった100分間でした。

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かの昔、オリーブ少女だった私は、フランスかぶれで、シマシマのシャツを着て、ベレー帽をかぶり、エディット・ピアフのシャンソンにしびれ、セルジュ・ゲンズブールの作ったジェーン・バーキンの唄うちょっとエロティックなフレンチポップスを聴きながらロリータっていいなぁとため息し、フラソワーズサガンを読破するぞと息巻き、ゴダールの映画のシュールで実験的な作風にドップリ浸かっていました。


そして、いつか、その地に自分も行くのだと思いながらも、気づけば、四半世紀の時が流れてしまいました…。
とても悔しい思いもたっぷり、味わってきました…。

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憧れの地へ…。
自分の作品とともに画家として行ける喜びは、本当にひとしおです。地道に頑張ってきた甲斐がありました…。


そして、本棚の奥に置いてあったボロボロのフランス語の辞書。
父親が、勉強の為、買ったものです。もののない時代に何かを知ろうとした痕跡がいたるところにあり、なんだか切なくなります…。
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人は、自分だけではなく、いろんなものや人の影響や繋がりがあって、さまざまな事柄に導かれてゆくのではないでしょうか…。そのことを痛感する日々が続いています。