去年の年末、仙台からの帰りの車の中で、占星術師の石井ゆかりさんがラジオに出ていた。
お酒が好きな石井さんならではの喩えで、各星座の2018年の運勢を酒の肴、酒のアテで言い表すという奇妙な例えで解説していた。
私の星の例えは、栄螺(サザエ)だった。
楊枝でくるっとくり出すとこんなん出ましたけど的な、不思議なカタチが姿を現すようなそんなびっくりするような一年になるという内容の占いだった。
へ~~っ!と車の中で大きな声を出し、ドキドキワクワクした記憶が残っている。
なるほど…、それは的を得ていた表現であると振り返りながら、改めてそう思う。
良いこともそうでないこともたっぷり起こった2018年。
宙色Japanで再びの巴里渡航展示からの冒険の初・北伊太利亜。
4月に始まったギャラリー親かめ子かめのホームページの連載NORICOLUMN。
5月の舞台「墨打ち行為芸術・東日本大震災鎮魂七回忌パフォーマンス 歓喜咲楽~ERAGIRAKU~」の裏方体験。
酷暑の夏に一つの転換期を迎えながらも、
作家仲間に励まされながら、共に作品を展示する事に、なんとか漕ぎ着けた10月『歓喜咲楽~CosmicHarmoy~』
そして、11月には佐藤 華炎さんの個展の友情参加。
今年も厚い人のご縁に恵まれながら、支えてもらいながら、今年もなんとか無事に終えることができました。
古くからの友達も新しい人達とも多くを語りあい濃密な時間を過ごすことが多かったなぁ…。
そして、人の生きている時間についていろいろと考えさせられることもあったりと、私の創作の大きなテーマでもある自然や生命について直に触れるような出来事がたくさんありました。
冒頭の話ではありませんが、くり抜いたサザエのように渦を巻きながら日々、うねるように起こる出来事が、私にあらゆる感情と教訓と滋養を与えてくれました。それをしっかり噛んで噛んで噛みまくって、味わい尽くした感じがします。
年末は身体の大掃除デトックス祭りのようなお風邪様が来訪。
体調を調整しつつのバイト三昧…。立てていた予定もすべて流れ、忘年会もクリスマスもないまま、通りすぎようとしていたら、短大時代からの親友から、クリスマス・イブにプレゼントが届き、びっくり!
"今年はいろいろなことがあって、よく頑張りましたね。"
いつも気にかけてくれるっていう意思表示がなんとも有り難くて、ちょっとホロリ…。
なんの利害もなくただ単純にあなたが好きよと言ってくれる長いご縁の友達に感謝しながら、今年も暮れて行きます。
平成、最後の冬…。
来年には年号も変わる。
「安」、「寛」、「保」、「元」、「正」…
なんかが漢字として使われるんじゃないかと予想しつつ…、どんな時代なるのかと想像しながら…。
今年もいろいろとありがとうございました。
来年が良い年になりますように!
平成30年12月27日
…………………………………………………
今年、最後のギャラリー親かめ子かめHPのノリコラムも併せてご覧いただければ幸いです。
NORI COLUMN vol.11
「ダイバーシティーを生きる!」
http://www.oyakamekokame.com/blog/archives/6847