My Horizon

絵を描く日々や私の日常をつれづれなるままに、言葉と写真で紡ぎます。

友情*コラボレーション

今、好んで聴いているCDがある。

オリジナル・ラブの田島 貴男とペトロールズの長岡 亮介がギターと歌でコラボしたツアー”ふたりソウルショー”のドキュメント「セッションズ」。

オリジナル・ラブの作詞作曲を手掛ける田島さんの音楽を聴いて育った長岡くん。
大きなリスペクトを含みつつも、ミュージシャンとして互角にセッションし合うさまの楽しさが滲み出て、聴いているこっちまでもが楽しくなってしまう。
 

絶妙なギターの掛け合いが気持ち良くいつまでも聴いていられそうで、つい、リピートボタンを押してしまう(笑)

どこか似たセンス、そして、音楽を探求する二人だからこそ、信頼し合い、お互いを尊敬し合い、適度な緩さもありつつ、絶妙なバランスで楽しんでいるのが伝わってくるたまらなくご機嫌な一枚。

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コラボというほどでは、ありませんが…、
明日から始まる展覧会に友情参加させて頂いています。



佐藤 華炎 書展 「reminiscence ー思い出ー」



自作詩と象(墨によるかたち)、斎藤 茂吉の短歌「死にたまう母」に材をとり、母を悼む作品、所属する詩の会の詩人の詩などを含む、近作を展示。


内奥にある想いを綴った作品たち。
滲んだ文字の中に、文字のかたちによる印象によって、一層、その言葉の持つ表情が増幅して、その意味合いを観る者に想像させる。



華炎さんの個展を観ていつも思うのが、女性らしいなぁ…ということ。

和紙とその滲みを追及している作家さんだからだろうか。
男性の作家さんでもこういう雰囲気は、なかなか出せないのではないだろうかと感じます。


そして、なにかふぁっと包み込まれるような気持ちになる。個人的に今回は特にそう感じるものがあります。


また、和紙を使ったコラージュ作品もあり、散りばめられた色彩を愛でるように短歌の一句、一句を読むことができます。


抽象画のようにも観える墨象による実験的な作品もなかなか興味深く、眺めているとさまざまなものに観えて、私は、レッド・ツェッペリンの曲のタイトルと同じ「天国への階段」が好きです。


今回、私は、3作品、展示させて頂きました。

墨をベースにしたミクストメディアです。

華炎さんの作品の合間に配置してみたのですが、なかなかいい感じです。


やっぱり相性いいみたい。

よかった( ^ω^ )



マルセル・デュシャン好きの二人の作家の初*コラボでもあります(笑)




晩秋に書の世界を味わってみませんか?

皆さまのご来場をお待ちしています。



佐藤 華炎 書展 「reminiscence ー思い出ー」
2018.11.22(木)〜11.25(日)
10:00〜17:00

ギャラリー親かめ子かめ
宮城県仙台市泉中央1-7-1泉中央駅ビル5F


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そして、今月のNORICOLUMN 
vol.10 「reminiscence-思い出-」
も併せて、お読み頂ければ幸いです。

http://dlvr.it/QrddDl